自己破産申請をしたいのなら、ココをチェックしよう!

自己破産は最後の手段!

 

自己破産は債務整理と呼ばれる借金の整理手段の中でも、まさに最後の方法です。
法的に借金を全て帳消しにする制度であり、成立すれば負債が全て無くなります。

 

唯一の例外は、マイホームを持っていると自己破産の手続きができないということです。
正確には大きな資産価値を持つものは処分しなければ、自己破産の資格が得られないというべきでしょうか。
この場合はマイホームを売りに出し、買い手が付くまで待たなければいけません。

 

デメリットは信用情報に自己破産の経歴が載ってしまうことで、7年〜10年の間ローンは組めなくなります。
それ以降もローンは非常に審査が厳しくなり、借金を帳消しにする代わりにその後の人生を手持ちの現金で生きていくといっても過言ではありません。

 

ただしギャンブル及び、身勝手・自業自得で作ってしまった借金の場合自己破産の申請が通らない可能性があります。
弁護士としても成立させるのが仕事なのである程度は理由を作ってくれますが、あまりに酷い場合はどうにもなりません。

 

また自己破産で消えない支払いとして代表的なのはこの3つです。

 

税金

損害賠償

養育費(離婚裁判等で支払いを命じられている場合)

 

ただし税金に関してはまた別の制度がいくつも存在するので、手続きさえすれば大丈夫です。

 

 

一発逆転ともいえるこの制度ですが、使えるのは基本的に1度きりです。
2回目の自己破産申請が通る可能性は非常に低く、また借金すること自体も困難です。
何度も使える手段ではないことを覚えておいてください。

 

 

 

自己破産を自分で行う方法とは

 

自己破産に限らず、債務整理の手続きは自力で行うことも可能です。
相当時間と手間がかかりますが、方法自体は次の手順になります。

 

 

裁判所にて破産申立書を貰い、記入

 

住んでいる地域の裁判所へ向かい、自己破産の申請の旨を伝えます。
免許センターではありませんが、教本ビデオのようなものを見て最終確認の後、書類に記入をします。

 

 

必要書類の準備

 

個人によって必要な物がかなり違うのですが、絶対に必要な物は

 

住民票

源泉徴収票

全ての通帳(コピー可)

 

この3つです。
加えて給料明細や保険書類、賃貸契約関係の書類も必要なのですが、この辺はもう個人によって揃える書類が違うので調べましょう。

 

 

すべての書類が「完璧」に揃うと、自己破産受理票が発行されます。
殆どの人は1回2回の再提出では済みません。
事細かな詳細も全て記入し、全ての訂正箇所が直るまで終わらないので精神的に疲弊します。

 

 

借金先全てに自己破産受理票を提出

 

貰った自己破産受理票を全ての借入先にコピーして提出します。
ここで法的には取り立てが止まりますが、スムーズにいくかどうかは借入先次第です。
当然ですが、自身の借金先は全て正確に把握していなければいけません。

 

 

裁判所にて免責決定

 

1ヶ月弱で裁判所に呼び出されますので、そこで最後の確認です。
裁判官に軽い質問をされ、手続きは終了します。

 

 

言うまでもなく、一番の難関は書類提出時です。
話し合いましょうという金融業者からの申し込みもありますし、自己破産受理票を貰うまでの支払いをどうするかの問題もあります。
正直に自己破産の手続きというと、場合によっては揉めます。

 

また連帯保証人経由の借金の場合、請求は保証人にいきます。
当然ながら揉めるので、色々と覚悟しましょう。
とはいえ今は連帯保証人が必要な借金はあまりありませんが…。

 

今はある程度のことはインターネットで調べれば分かる時代なので、自力での自己破産も難易度は下がっています。
弁護士費用を節約したい場合は、挑戦してみてもいいかもしれません。

 

 

奨学金って自己破産出来るの?

 

結論から言うと、奨学金の自己破産は可能です。
しかし奨学金は殆どが連帯保証人として家族がサインしているので、請求自体は連帯保証人にいきます。
特殊な例も存在しますが、一般的なパターンで考えてみましょう。

 

まず、借金自体は本人→親(保証人)に移るだけです。
そして大体入学前は未成年なので、本人の借金といっても払っているのが親や身内なのが殆どです。
つまり、借金そのものは消えません。

 

保証人の方が支払えない場合、保証人の方も自己破産することになります。
学費と聞くと親としては財布の紐を緩めてしまいがちなのですが、場合によっては学費で一家が破産します。

 

2004年度からは、機関保証という連帯保証人無しの奨学金制度があります。
が、これはこれで保証料が奨学金から差し引かれるので、足らない分は自力で稼ぐことになります。
加えて卒業後には奨学金という名の借金です。

 

人生設計は誰にでもあるとは思いますが、奨学金の場合は思い通りにはほぼ行きません。
それも当然、就職前に100万円レベルの借金を背負うのです。
むしろ何の問題もなく完済したという人は少なく、卒業からいきなり地獄を見る人の方が多いくらいです。

 

大体は本人だけでは払いきることは不可能で、保証人の有無にかぎらず身内を巻き込みます。
しかし親が学費を払える経済状況ならば、そもそも奨学金など利用しないのです。
本人の自己破産だけで終わることなど、殆どありません…。

 

身も蓋もないのですが、奨学金制度を利用するのは余程の覚悟がないとお勧めできません。
正直学歴に大卒という二文字が欲しいという程度なら、絶対に奨学金制度を利用するのは止めましょう。

 

高卒で就職の選択肢が狭くなるのは事実ですが、だからといって借金を背負って大卒の肩書を取っても成功するとは限りません。
奨学金という超高額負債を抱えてまでその学校に通う価値があるのか、何度も冷静に考えましょう。
奨学金が原因の地獄エピソードなど、世の中にはいくらでも転がっています。

 

 

自己破産を弁護士に頼む方法

 

特に難しいことはありません、お近くの弁護士事務所に自己破産の相談をしましょう。
弁護士が自己破産のメリット・デメリットについて詳しく解説してくれます。
借金総額があまりに少ない場合や、現状の収入で何とかなりそうだと弁護士が判断した場合、自己破産以外(任意整理)を勧められることもあります。
住宅を持っている場合は売却後に再度相談するか、個人再生の手続きになります。

 

ギャンブル等のあまりに身勝手な借金を除き、手続きを断られることはほぼありません。
弁護士としても仕事なので、多少のマイナス面なら上手く隠してくれます。

 

 

費用はいくら位?

 

自己破産手続きの費用は、17万円〜30万円の範囲になります。
簡単にいうと、借金先が多ければ多いほど手数料が掛かるシステムです。
総額は問題ではなく、あくまで手続きをする会社数によって費用が上下します。

 

殆どは分割払いでの支払いになるので、それ程のものではないと思います。
ただ消費者金融の支払いと違い、分割回数は少なめです(10回前後?)
借金総額にもよりますが、数百万〜数千万という借金帳消しの費用が、最大でも30万円程度です。
これまでを思えばなんなく払える金額であり、またここを出し惜しみする意味もありません。