自己破産したらどうなる?

自己破産とは

たくさんの借金を背負うと長年借金返済をしなくてはなりません。
何百万、何千万、会社を経営していれば億単位の借金の返済を考えるととても気の遠くなる思いです。

 

現在の収入と比べて、本当に完済出来る金額であれば何年かかっても返済する意味はあります。
ですが収入が少なすぎるのに大きな借金を抱えれば返すのは当然無理という事になります。

 

自己破産は借金を帳消しに出来る方法なので、もう返さなくてよくなります。
借金を作って返済に追われて、支払ってしまえば生活が出来ない状態から救ってくれる策になります。

 

自己破産のメリット

 

自己破産で免責を受ける事が出来れば借金がゼロになるのでもう借金を苦しく感じる事から解放されます。
それまで借金返済を迫られ取立ての電話が何回もかかってきたとしてもそれが終わります。
小さい家電などは処分する必要はないので、全てを失う訳ではありません。
何もかも失う事はありません。

 

住宅を持っていれば引っ越ししなくてはいけないですし、マイホームを手放すのは精神的にダメージが大きいです。
ですが賃貸に住んでいるのであれば自己破産を選択するハードルは低いでしょう。

 

自己破産のデメリット

 

自己破産のデメリットで大きな事は財産を失う事です。
住宅を持っていれば売らなければなりません。

 

また自己破産後は借入する事が出来ません。ブラックリストになるのでローンを組むことも難しくなります。

 

自己破産をすれば就けない職業

 

免責が決定されれば仕事が出来ますが、免責を受けるまでの期間は資格制限で仕事に就けません。

 

法律関係

司法書士、弁護士、行政書士

税務関係

税理士、公認会計士

警備

警備員

金融系

日本銀行の役員、信用金庫の役員

 

他には会社の取締役、宅地建物取引主任者、生命保険外交員などがあります。

 

会社は自己破産をしているか調べて就職するのは不利になるのか?

 

就職する時に過去に自己破産をしているかどうか調べる会社というのはほとんど存在しません。
自己破産をすれば一生立ち上がれなくて付きまとうとか、みんなに知られるのではないかとかの心配をする方もいらっしゃるのですが心配は要りません。

 

家族が自己破産は財産が差し押さえられるので慎重に・・

 

たとえ家族が自己破産をしたとしても、あくまで破産を申し立てた本人がその対象になります。そのため家族が自己破産をしたとしても直接影響を被ることはありません。家族の自己破産が原因で信用情報機関にブラックリスト入りするということはありませんし、それが理由で不動産ローンや教育ローンが組めなくなるといったこともないです。

 

ただし、自己破産をすると申し立てをした人の財産が差し押さえられるので、直接的なデメリットはありませんが間接的なデメリットを被る可能性はあります。例えば破産申し立て者の名義で不動産を所有していればマイホームを手放す恐れがありますし、自家用車や預金口座も差し押さえの対象になるのでその後の生活に暗い影を落とします。

 

他にも、自己破産をしても保証人の返済義務がなくなるわけではありませんので、保証人になった人は自己破産後も借金返済の義務を負うことになります。

 

直接的な影響はありませんが自己破産はこのように間接的に家族や親戚などに影響を及ぼします。できるだけ悪影響を与えたくないのであれば自己破産よりも財産の差し押さえがない民事再生や任意整理の方が良いかもしれません。

 

一旦自己破産を始めると生活が一変してしまうので、その前に一度家族と相談することをオススメします。

 

サラ金・消費者金融の踏み倒しについて

 

ドラマや映画でよくサラ金を踏み倒したキャラクターが登場しますが、現実の社会ではそのようなことはできず、やろうと試みることもオススメはしません。サラ金を踏み倒しても結局その悪影響は全て自分にかえってきますので、借金とは常に前向きに取り組むことが大事になります。

 

サラ金を踏み倒そうとして返済を遅延、返済を怠っても昔と違って現在では強引な取立てはきません。その代わり、督促状や電話での催促は何回もやってきます。そのような取立てにもめげずに返済を怠ると、次に行われるのが法律的な手続き、つまり財産の差し押さえになります。

 

もちろん、延滞したらすぐに差し押さえといったことはなく、事前に警告などが何回も出されます。しかし、いざ財産の差し押さえが始まるとこちらがどれほど払いたくないと頑張っても、強制的に差し押さえられてしまうので意味がありません。

 

さらに、財産を差し押さえられるところまで延滞を繰り返すと、信用情報機関にもその記録が残るので、今後はお金を借りることが難しく、クレジットカードでの決済もできなくなります。

 

サラ金を踏み倒そうとしてもメリットはなく、むしろデメリットの方が多いので、やめましょう。ちなみに、サラ金は借りたお金をきちんと返済し続けている限り、生活に潤いをもたらしてくれる非常に良心的な金融サービスですので、わざわざ敵対する必要はなく、健全に付き合うことをオススメします。

 

借金を踏み倒すという言葉は悪いですが、法的に認められているのは自己破産です。
借金をゼロにしてやり直すという方法を選ぶのもありだと思います。